MoGraphマルチシェーダ入門(2/2)

2022-06-16MoGraph, シェーダ

(続き)

QuickVFX Youtube Channelより(3:15~

カラーモードのユーザ定義

  • ランダムエフェクタの[パラメータ]タブの「カラー」の[カラーモード]を[ユーザ定義]に変更。※ユーザ定義…各クローンには、減衰の範囲内で均一に色が付く。

(動画の説明が若干わかりにくいので、ここでは別の説明の仕方をします)

  • HSVモードにして、HとSは「0」にしてV(明度)を変化させると、マルチシェーダで定義したテクスチャの順番で色が変更されます。つまり、カラーの情報を元にアニメーションを行うことが可能になります。

ランダムモード([エフェクタ]タブ)

[カラーモード]を[エフェクタカラー]に戻す。

ランダムエフェクタの[エフェクタ]タブには[ランダムモード]があり、ここでランダムモードを変更できる。5種類のランダムモードがある[最大/最小]での調整も重要。

  • ランダム
  • ガウス([インデックス化]にチェック)

これらの2つのモードは、文字通りランダムな結果をもたらす。一般的にガウスは、ランダムよりもやや低い値を提供。シードの値を変更すると、まったく異なるランダム値になる。

  • ノイズ
  • タービュランス

再生すると、ランダムな色割り当てがアニメーションでなされる。[ノイズ]のほうが均一性が高い。以下はタービュランスの例

  • ソート

ランダム分散の際に、少なくとも一回、各クローン全てが表示される。

あるクローナーオブジェクトに決まったマテリアルを適用したい場合

  • クローナーの子であるオブジェクトにマテリアルを適用する。→マルチシェーダーの例外として、扱われる