Spline Rail スプラインレール
1本、または2本、または4本の参照スプラインにして、形状を変形させる。スプラインは、ほぼ同じ方向に、ほぼ平行に配置する必要がある（スプラインレールオブジェクト自身、もしくはシーンにある他のオブジェクトを基準として平行であること）。スプラインレールに1本のスプラインを指定すると、そのスプラインに沿って平面オブジェクトを走らせることができる。
注意点）
- 参照オブジェクトのXZ平面（ワールド座標に対して回転していなければ上面）にスプラインを描く（参照オブジェクトを定義しなかった場合は、スプラインレールオブジェクト自身が参照オブジェクトとして働く）。
- ［Z軸スプライン左］と［Z軸スプライン右］を定義するスプラインは可能なかぎりZ軸に沿って、また可能なかぎり同じ方向に作成。一本のスプラインは他のスプラインの左側に置く（前後や上下ではなく）この左側のスプラインを、オブジェクトマネージャから、属性マネージャの［Zスプライン左］フィールドに、ドラッグ＆ドロップする。
- 同様に［X軸スプライン上］と［X軸スプライン下］を定義するスプラインはX軸に沿って、また可能なかぎり同じ方向に作成する。一本のスプラインは他のスプラインの上側に置かなければならない。
- うまくいかない場合は、参照オブジェクトとしてヌルオブジェクトを作成し、［参照］フィールドにドラッグ＆ドロップして定義し、ヌルオブジェクトを回転すると解決することが多い。
例：立方体オブジェクトを２本のスプラインを参照して変形
- 立方体オブジェクトを作成（あとで変形させるので、Z方向の分割数を多くする）
- XZ平面（上面）に参照する２本のスプラインを描画
- スプラインデフォーマを適用（立方体の子にする←デフォーマは、親オブジェクトと親オブジェクトの下の階層に働きかける）
- サイズでオブジェクトがボックス内に配置されるようにする。
- スプラインデフォーマの［オブジェクト］タブで、参照スプラインを定義する（定義するスプラインをフィールドにドラッグ＆ドロップ）
以下のように変形された。より細分化すれば、よりスムーズに変形される。
- ［サイズ］で、オブジェクトサイズを変更できる。
例）
スプラインレールのチュートリアル動画