ビューポートでマテリアル変位を表示する方法(テッセレーションのアクティブ化)

2019-10-28Maxon_QuickTips

Cinema 4D by Maxon Youtube Channelより

デフォルトではシーンが重くならないために、マテリアルに適用された変位チャンネルをビューポートで表示しないようになっている。下のシーンはその例。

適用しているマテリアルは変位チャンネルにチェックを入れ、ノイズシェーダを読み込んでいる。

テッセレーションをアクティブにする

ビューポートメニューから[オプション>テッセレーション]でテッセレーションをアクティブに。テッセレーションはGPUの性能に依存する。

これだけでは、ビューポートに変化が見られない。

マテリアルの「ビューポートテッセレーション」プロパティ

マテリアルマネージャでマテリアルの[エディタ]タブに入り、[ビューポートテッセレーション Viewport Tessellation]を「なし None」から「均一 Uniform」もしくは「射影 Projective」に変更。

これで、ビューポートでマテリアルの変位チャンネルが表示された。

「均一」と「射影」

均一…オブジェクトは均等にテッセレーションされる。つまりカメラのオブジェクトからの距離に依存しない。均一レベルは分割数の大きさ(尺度)。

射影…カメラがオブジェクトにもっとも近づいたときに計算されるべき細分化の最大数(射影レベル)を定義。カメラがオブジェクトから離れれば離れるほど、細分化されなくなるオブジェクトから遠く離れてカメラが設置される場合、離れた場所からはオブジェクトの細部は見えないので高度な細分化は無意味なので表示速度を上げることが可能になる