《フィールド》超入門
Cinema4D by Maxon Youtube Channelより《Cuick Tips 212》
R20で「減衰」機能はすべて「フィールド」に置き換わった。
フィールドの働き
- 「フィールド」は3D空間上でウェイト値を定義する独立したオブジェクトである。
- ウェイト値は0から1の間(つまり0%~100%)の値である。
- エフェクタのマスクとして機能する。
「簡易エフェクタ」に「球体フィールド」を適用した様子
球体フィールドの外側は「0」であり、「1」は球体フィールドの内側にある。そして、その間のエリアが「1」から「0」の間で減衰する値となっている。
- 減衰は、属性マネージャの減衰タブで、オブジェクトリストにある「簡易エフェクタ」を選択すると現れるタブの[リマップ]で視覚的に調整できる。
- 効果を与えているエフェクタに対して、フィールドを独立して動かすことができる。
- 逆にフィールドを動かさず、効果を与える側のオブジェクト(今であればクローン)のほうを動かすとフィールド内に効果が限定する形でフィールドが機能する。
フィールドの作成方法
方法1:メニューの[作成>フィールド]より作成。
方法2:エフェクタのオブジェクトリスト下のメニューより。
複数フィールドのブレンド
レイヤベースのオブジェクトリストで、複数のフィールドをブレンドしてひとつのエフェクタに対して働かせることが出来る。それぞれ個別に動かせる。
フィールドが適用できるオブジェクト
エフェクタだけでなく、デフォーマ、頂点マップ、選択範囲タグ、ボリュームに対してフィールドを適用することが可能。
ひとつのフィールド(図では球体フィールド)を複数のオブジェクトに対して適用できる。