セルシェーディングを実現する5つの方法(その3:ライト設定のコツ)
eyedesyn youtube channel より
2種類のライトを使用する方法 11:50
シーン全体に対する「Scketch and Toon」を作ったり、調整するときに有効。 オブジェクト個々ではなく、シーン全体に対して影響する方法。C4Dのどのバージョン(Lite版含む)で使える。
ひとつめのライト 12:25
- マテリアルは、「カラーチャンネル」と、少しだけ「反射チャンネル(デフォルトのスペキュラ)」のあるベーシックなマテリアルを適用。※動画では、「発光チャンネル」にもチェックが入っている。
- 新規ライトを作成し、[一般]タブの [環境照明 Ambient Illumination]の項目にチェックを入れる。
環境照明…入射角に関係なく全ての面が最大の明るさで照らされるようになる。オブジェクトが平面的に表現される。照明の計算にはマテリアルのカラーだけが使われる。
この状態だと、まったく影がない。そこで、次に影を作るためのライトを配置する。
ふたつめのライト 13:50
- 無限遠ライトを作成。これで影がつくようになった。
- 同時に、オブジェクトの色が弱まってしまったでの、[一般]タブの[強度]で光量を弱める。動画では「75%」にしている。
- いまの状態だと、木のところにニュアンスのある陰が出てしまっているのがわかる。
- [詳細]タブの[コントラスト]の値をあげる。
コントラスト「0%」
コントラスト「100%」
コントラスト「200%」
コントラスト「300%」
コントラスト「300%」。木の枝のスペキュラが気になるので、木のマテリアルの反射チャンネルをオフに。
調整
- 無限遠ライトの[強度]の調整で調整。
- 無限遠ライトライトの入射角を回転ツールで調整して、影の向きを調整。
- 必要であれば、無限遠ライトの影を出す。影のタイプは「レイトレース(ハード)」。