MoGraphとXpressoで作成する時計数字(3)
Cineversity Youtubeチャンネルより
(6:25~)
クローナーオブジェクトの属性マネージャの[オブジェクトタブ]で、[モード]を放射に。複製数はそのままで「12」、[平面]は「XY」に。
以下にようになる。
数字を放射状でなく直立した数字にしたいので、[整列 Align]のチェックを外す。
このままだと、数字は原点から等距離に配置されていない。
確認のために、円形スプラインを作成し、属性マネージャで[半径]の値をあげる。
以下のようにずれているのが分かる。
修正していく。
まず、両方のスプラインテキストを選択し、[行揃え Align]を[中央 Middle]に。
- 円形スプラインの半径の値を変えて「1」の底面に接するようにする。まだ、ずれていることがわかる。その理由はクローンの配置が、テキストの底面を基準にしているため。
- クローナーオブジェクトの属性マネージャの[トランスフォーム]タブの[P.Y.]の値を変えて修正する。
これで、クローンの配置に関しての問題は解決した。
次に「12」を時計のように頂点に来るようにしたい。
クローナーをただ回転させても、以下のような形になる。
クローナーオブジェクトの属性マネージャの[オブジェクト]タブを見ると、[開始角度 Start Angle]と[終了角度 End Angle]の項目がある。
- [開始角度]のボックスのなかで、計算する。「360/12」でEnterキーを押すと、C4Dで計算をしてくれて「30°」となる
- [開始角度]の「30°」をコピーし、[終了角度]の「360°」に「+」とペーストする
以下のようになった。
これで、完成。
今回は、[開始角度]と[終了角度]で、数字の配置をオフセットしたが、同じ[オブジェクト]タブの[オフセット]でも同じ結果が得られる。