MoGraphカラーシェーダ入門(2/2)アルファチャンネル・反射チャンネルへの適用

2022-06-16MoGraph, シェーダ, その他のチュートリアル

(motionsquared Youtube Channelより)

 

アルファチャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する 4:55~

いま、MoGraphカラーシェーダを発光チャンネルに適用しているマテリアルを編集していく。

  • マテリアルの[アルファ]チャンネルにチェックを入れる。
  • [テクスチャ]の横の三角マークを開いて、テクスチャより[MoGraph>カラーシェーダ]を選択。クローンの数が減ったことが分かる。プレビューすると、クローンが現れては消えるアニメーションつけられたことが分かる。

クローンの出現・消滅のアニメーションを調整していく。

  • 参照しているノイズシェーダのマテリアルを調整する。
  • ノイズシェーダ編集階層に入り、[全体スケール Global Scale]を「100%」から「250%」に変更。

 

[下をクリップ]を「30%」に上げ、[上をクリップ]を「50%」まで下げる。

このように、シェーダのアニメーションをアルファチャンネルにも適用し、ノイズシェーダの属性でアニメーションさせたり、ランダム具合(ノイズマップ)を調整することができる。

反射チャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する 5:50~

次に反射チャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する場合について紹介。

  • クローンに適用したマテリアルの[アルファ]チャンネルと[発光]チャンネルのチェックを外す。
  • [反射]チャンネルにチェックを入れる。
  • デフォルトスペキュラを削除し、[追加]よりBeckmanを追加する。
  • [レイヤーカラー]の[テクスチャ]の横の三角をクリックし、これまでと同じように、[MoGraph>カラーシェーダ]を読み込む。

この状態で再生すると↓のようになる(※光源のため、空を作成し、[発光]チャンネルにHDRIを適用したマテリアルを適用

ノイズシェーダの[下をクリップ]、[上をクリップ]を調整すると、反射の度合いを変化させられる。

例1)

例2)

まとめ

  • MoGraphカラーシェーダは、マテリアルの各チャンネルに適用が可能。
  • ノイズシェーダを参照するテクスチャとして使用できて、微調整やアニメーションも簡単にコントロールできる。