MoGraphカラーシェーダ入門(2/2)アルファチャンネル・反射チャンネルへの適用
(motionsquared Youtube Channelより)
アルファチャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する 4:55~
いま、MoGraphカラーシェーダを発光チャンネルに適用しているマテリアルを編集していく。
- マテリアルの[アルファ]チャンネルにチェックを入れる。
- [テクスチャ]の横の三角マークを開いて、テクスチャより[MoGraph>カラーシェーダ]を選択。クローンの数が減ったことが分かる。プレビューすると、クローンが現れては消えるアニメーションつけられたことが分かる。
クローンの出現・消滅のアニメーションを調整していく。
- 参照しているノイズシェーダのマテリアルを調整する。
- ノイズシェーダ編集階層に入り、[全体スケール Global Scale]を「100%」から「250%」に変更。
[下をクリップ]を「30%」に上げ、[上をクリップ]を「50%」まで下げる。
このように、シェーダのアニメーションをアルファチャンネルにも適用し、ノイズシェーダの属性でアニメーションさせたり、ランダム具合(ノイズマップ)を調整することができる。
反射チャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する 5:50~
次に反射チャンネルにMoGraphカラーシェーダを適用する場合について紹介。
クローンに適用したマテリアルの[アルファ]チャンネルと[発光]チャンネルのチェックを外す。[反射]チャンネルにチェックを入れる。デフォルトスペキュラを削除し、[追加]よりBeckmanを追加する。[レイヤーカラー]の[テクスチャ]の横の三角をクリックし、これまでと同じように、[MoGraph>カラーシェーダ]を読み込む。
この状態で再生すると↓のようになる(※光源のため、空を作成し、[発光]チャンネルにHDRIを適用したマテリアルを適用)
ノイズシェーダの[下をクリップ]、[上をクリップ]を調整すると、反射の度合いを変化させられる。
例1)
例2)
まとめ
- MoGraphカラーシェーダは、マテリアルの各チャンネルに適用が可能。
- ノイズシェーダを参照するテクスチャとして使用できて、微調整やアニメーションも簡単にコントロールできる。