ペーパークラフト風ルック(4)

2022-01-24Mt.Mograph

Mt.Mograph Youtube Channel より

※註:すみません。この投稿記事は翻訳に自信がありません。特に、計算精度、最小サンプリング数、最大サンプル数に関しては、私の理解が追いついていないところがあります。そのため、参考程度におさめていただけるとありがたいです。

最終的に「前面」カメラでレンダリングをします。また、今回は紙の雰囲気を出すために、ノイズがある程度のるルックを目差しています。

「TITLE」を背景のわずか前に配置。上下の位置も調整する(動画では上に移動)

ライティング

ライトオブジェクトを作成。[影のタイプ]を「エリア」、[放射タイプ]も「エリア」に。

[詳細]タブ

  • [詳細]タブで、[外側の半径]をシーンサイズ近くまで広げる。
  • [サンプル数]を「50」に。これで減衰を加えたときに、光の不均一な分散をふさぐ。
  • [詳細]タブの[減衰]を「一定化された2乗に反比例 Inverse Square Clamped」に変更。[Z方向のみ]にチェックを入れる(ライトより後方はレンダリングしなくてよいから)。
  • [減衰基準距離]もシーンサイズ近くまで広くする。

[可視照明]タブ

[可視照明]タブの[外側の大きさ]の値をすこしあげて減衰距離を長くする(800cm程度)。[サンプル距離]の値も、影を均一にするためにあげる(50cm程度)

[影]タブ

[エリア]シャドウを選択している場合だけ以下のように、[計算精度 Accuracy]、[最小サンプル数]、[最大サンプル数]の設定項目が現れる(標準レンダラのみ)。

 

 

 

 

 

 

  • 上記のように、[計算精度 Accuracy]を「1%」、[最小サンプル数]を「3」、[最大サンプル数]を「330」とする。最大サンプル数はレンダリングの質を高め、計算精度に優先する(計算精度は、最小サンプル数に優先するが、それよりも最大サンプル数が重要である)
  • ライトを-90°回転させ、上に移動させてトップライトのような形で配置する。
  • ライトを複製する。
  • 複製したライトを移動させ、45°ほど回転させる。

  • カメラを「前面」カメラに切り替え、レンダリングしてチェック。
  • 紙の色がよく出ていないので、まず斜めから当てているライトの[一般]タブで[強度]の値をあげる(動画では「133%」)
  • 次に、マテリアルのほうで調整をする。
  • すべてのマテリアルを選択し、[基本]タブで、[発光]チャンネルにチェックを入れる
  • [発光]タブで、[明るさ]の値を下げる(動画では「12%」)。これで、ポップな雰囲気が出た。
  • レンダリング設定で[アンビエントオクルージョン]の[レイの最大距離]を「20cm」に。
  • レンダリングするとノイズが出るがこの場合はルックとしてOKだが、もし修正を加えたいならばライトを加えるとよい。
  • 例)ライトオブジェクトを作成し、画面の右上に配置、色を氷を感じさせるライトブルーに。ライトオブジェクトをコピーして、画面反対側の左上に配置、色は薄いオレンジに。レンダリングして確認。ライトが強いので、強度を弱めて調整。