C4D【反射チャンネル】3:レイヤシステム基礎

2022-06-06シェーダ, Cinema 4D by MAXON, マテリアル・テクスチャ

Cinema4D by Maxon Youtube Channelより

4:10~

新しいレイヤシステム

ここでは、R16で新しくなったレイヤシステム基礎を概観する。

作例マテリアル…2つのレイヤで構成されている。

レイヤ1の作成

  • 新規マテリアル作成。[カラー]チャンネルのチェックを外し、無効に。[反射]チャンネルのみを使用。
  • [デフォルトスペキュラ]を削除し、[追加]より「GGX」モデルの反射レイヤを追加。
  • [鏡面反射強度]を「200%」に。

  • [レイヤカラー]の[テクスチャ]メニュー([テクスチャ]の横の▶をクリック)より「ノイズ」シェーダを選択して読み込む。

  • シェーダ編集階層に入る([ノイズ]ボタンをクリック)

  • ノイズシェーダの編集。以下のように[全体スケール]を「10%」に。「下をクリップ」を「26%」に。

  • 元に戻り(パネル右上の▲をクリック)、[混合モード Mix Mode]を「乗算 Multiply」に。

これでレイヤ1は完成。

レイヤ2の作成

  • [追加]より「GGX」モデルの反射レイヤを追加。
  • [表面粗さ]を「30%」に。また[レイヤカラー]で[カラー]を赤に。

  • [レイヤマスク]の[テクスチャ]にマスクとなるモノトーン画像を読み込む。
  • レイヤ構造にしたいので、[テクスチャ]メニューより[レイヤー]を選択。

  • [レイヤマスク]の[テクスチャ]の表示が「レイヤ」になる。
  • さきほど、レイヤ1で[レイヤカラー]作成したノイズシェーダをコピーする。

  • レイヤ2の[レイヤマスク]の[テクスチャ]の「レイヤ」ボタンをクリックしてレイヤ編集階層に入る。

  • シェーダ(レイヤシェーダ)編集階層で、[シェーダ]ボタンをクリックして、「シェーダ」をペースト。

  • これで、さきほど作成したノイズシェーダがレイヤとして配置された(マスクとなるビットマップ画像の上)。
  • ノイズシェーダレイヤのブレンドモードを「オーバーレイ」に変更。

これで、レイヤ2が出来て作例が完成。

C4D【反射チャンネル】4:レイヤシステムを用いた作例に続く。